今年も残すところ、あとわずかとなりました。
「資産運用を本気でやるぞ!」と決心し、様々なことに挑戦した2021年は、非常に実りある年だったと思います。
本記事では「2021年に管理人が取り組んだこと」「その結果はどうだったのか」を紹介したいと思います。
これから資産運用を考えている方にとって、少しでも参考になれば良いなと思っています。
管理人の人生を変えた書籍「お金の大学」になぞらえて、2021年の実績を「お金にまつわる5つの力」別に紹介します。
貯める力
毎月の支出(特に固定費)を減らすために実践したことを紹介します。支出が減れば資産が増えていくのは必然ですね。
住宅ローンの借り換え
金利1.5%で借りていた住宅ローンの借り換えを実行しました。
銀行に出向く時間がもったいないし、面倒だなぁ。
と考えていたのですが、大きな金額効果が得られることは明白です。「今年は変わる!自分で変える!」をコンセプトに金利交渉を実施し、無事に借り換えを終えることが出来ました。
借り換え前 | 借り換え後 | |
支払い残期間 | 30年6ヶ月 | 30年 |
金利(固定) | 1.5% | 1.0% |
利息 | 6,662,118円 | 4,263,120円 |
返済額/月 | 91,855円 | 86,842円 |
借換え費用として90万円程度のコストが発生しましたが、コストを差し引いても100万円以上の利息軽減が見込める形となりました。また、月々の返済額が減り投資に回せる資金も確保出来たのが大きいですね。
「無理だと思ったことも挑戦すれば出来るんだ」ということを強く実感できたのが、最も大きかったと思います。
不要な保険の見直し
現状を改めて把握し、不要と思われる保険は解約しました。
✔︎ 現時点での資産
✔︎ 万が一が起こった場合の公的補助
これらを明確にすることで、万が一が起こった場合に「自分にはどのくらいの金額が不足するのか?」を把握できました。そして、その不足分だけ保険をかける形をとっています。
✔︎ 医療保険解約:月1万円程度の費用削減
✔︎ 積立型保険解約:月2万円程度の費用削減
✔︎ 自動車保険の変更:月1,500円程度の費用削減
もともと安く抑えていた自動車保険ですが、見直すことでコスト削減に繋がりました。
ベストを尽くしているつもりでも常に他の方法を模索することの大切さを学べました。
楽天経済圏への本格参入
楽天ポイントを日々の生活費に利用し支出を抑えるように努めました。今年は、楽天経済圏にどっぷり浸かった年と言えます。
✔︎ 楽天モバイルへ乗り換え
✔︎ 楽天ふるさと納税を利用
✔︎ SPUを高めてお買い物マラソン
もともとガラケー(通話用)と格安SIMの二刀流でしたので、通信費は大きくかかっていませんでした。それでも楽天モバイルに乗り換えたことで、月1,500円程度の支出減を達成。楽天モバイルはSPUを高めてくれるのもいいですね。
ふるさと納税も今年初めて挑戦してみました。楽天市場で注文するとポイントもつくので、よりお得だなぁと実感することができますね。
結果、2021年は楽天ポイント還元数を大幅更新!月平均で10,000ポイント以上の還元を受けることが出来ました。このポイントを生活費に当てることで支出を削減できました。
年間12万という数値に対してどのように思うかは人それぞれだと思いますが、管理人は非常に大きな数値であると捉えています。
年間12万は、金融資産400万を年利3%で運用して得られる利益と同等です。しかも、運用とは違い年利が低くなることはありません。
支出を減らすことは金融資産を得ることに等しいということを実感できました。
稼ぐ力
収入を増やすためにおこなった活動を紹介します。収入源を分散させることでリスク低減にも繋がります。
ブログ執筆
9月下旬から本ブログの執筆を開始しました。現状、平均すると1日で40PVほどあり、見ていただいている方には感謝しかありません。
もともと副業として開始したブログですが、収益としては数百円程度。副業と呼べるレベルに到達していませんが、ブログは育つのに時間がかかることを認識していますので、あまり気にしていません。
ブログを始めることで伸びたスキルや新しい出会いが副次効果として大きく、始めて良かったと心から思っています。
簿記取得
会計知識を学ぶために簿記3級を3月に取得、簿記2級を8月に取得しました。
自身の資産を把握するためにも活用できますし、投資先の会社業績を見る時に必ず必要となる知識ですね。
簿記の資格を取得したことをアピールして、自分の望む職場へ異動できたことも大きかったです。望む職場で働けば、自ずと収入アップに繋がってくると思っています。
資格は「知識を所持していること」「目標に向かって努力できること」を証明できますね。
増やす力
貯金以外で資産を増やすためにおこなったことを紹介します。資産を増やすためには、自分だけでなく、お金にも働いてもらう必要があります。
積立投資(積立NISA/iDeCo/ジュニアNISA)開始
老後の資産形成と、子供の将来のために積立投資を開始しました。
12/25時点
用途 | 年間投資額 | 利益(含み益) | |
積立NISA | 老後の資産 | 400,000円 | 46,871円 |
iDeCo | 老後の資産 | 120,000円 | 5,563円 |
ジュニアNISA | 子供の将来 | 500,000円 | 43,389円 |
含み益のため減少することもあるかもしれませんが、投資額に対して10%近い増加となっています。貯金では到底不可能な利益なので、やはり投資の効果は大きいですね。
ジュニアNISAは子供が成人した時に「子供の将来のためのお金」として渡そうと思っています。それまでは、子供の金融教育にも使えたらいいなと思っています。
高配当株投資(米国ETF/日本個別株)
キャッシュフローを得て現在の生活を豊かにするため、高配当株投資に挑戦しました。
対象は米国ETFと日本個別株です。ETFに投資することで多くの企業へ分散投資できるのが便利ですね。日本株は米国ほど有望なETFがないため、個別で企業業績を見て分散投資しています。
12/25時点
年間投資額 | 利益(含み益) ※税引前 |
税引後配当金(予定含む) ※レートは114円/$ |
|
米国ETF | 約870,000円 | 約52,750円 | 約9,000円 |
日本個別株 | 約200,000円 | 約7,300円 | 約2,500円 |
配当金重視ですが、優良企業へ投資すれば株価の伸びによる利益も合わせて狙えます(特に米国ETF)
利回りの高さだけに囚われず、企業の業績を把握することが大切ですね。
守る力
貯めた資産を減らさないため実践した行動を紹介します。資産を増やしても失ってしまっては意味がありません。
FP3級の取得
身の回りのお金について知るためにFP3級について勉強し、資格も取得しました。
税金の仕組みやリスク管理、これから起こる可能性のある相続などについても知ることが出来ます。資産運用をするうえでは絶対に知っておいたほうが良い知識ばかりでした。
FP3級の内容は義務教育に加えてほしいです。少なくとも自分の息子には教えてあげようと思っています。
資産の分散
資産の多くが貯金・自社株に割り当たっていたため、資産配分の見直しをおこないました。
生活防衛資金は確保しつつ貯金や収入を投資にまわすことで、リスク分散を図れたかなと思っています。
今後は子供の教育資金も貯めつつ、資産分散を進めていこうと思います。
使う力
貯めた資産を自分や家族が本当に必要なモノと交換した行動を紹介します。お金は人生を豊かにする道具。使わなければ宝の持ち腐れです。
時短家電の導入
調理時間を短縮するために、電気調理鍋「ホットクック」を購入しました。
自由時間が増えるうえに自分で作るよりも美味しい料理が出来るので、文句なしに「人生が豊かになった」と言える買い物だったと思います。
「時間を買う」という考え方は、これから買い物するうえで常に持っておきたいと思います。
リベシティの応援会員加入
リベラルアーツ大学の両学長が運営するオンラインサロン「リベシティ」へ加入しました。
「お金の不安を解消して自由で豊かな人生を目指す」をコンセプトとしたサロンで、目的別に別れたチャットでは日々様々なやり取りが繰り広げられています。
自分と同じ目的を持っている人は刺激になりますし、人生の先輩からいただけるアドバイスは何よりの宝物です。管理人はブログに関するチャットで大変お世話になっています。
最初の1ヶ月は無料で、2ヶ月目からは応援会員(後輩を応援する立場になる)となり有料となります。会費は選択制というユニークなサロンです。
【出典;リベシティ】
今はペンギン会員ですが、学んでスキルを伸ばし後輩たちに更にGIVEできるようになればいいなと思っています。
資産運用を検討しているなら覗いてみても決して損はないですよ。
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【出典:リベシティ】
2021年総括
今年は「貯める力」と「増やす力」が特に高められた年だったと思います。
✔︎ 貯める力:約4万円/月の支出減(年間効果は月割)
✔︎ 増やす力:約16万円の資産増加(含み益込み)
上記と並行して「守る力」を高めつつ「使う力」も実践できたのも良かったです。
✔︎ 守る力:鉄壁の知識武装
✔︎ 使う力:自由時間が増えて人生が豊かになった
まだまだ結果には繋がっていませんが、「稼ぐ力」も種まきは出来たかなという印象です。
✔︎ 稼ぐ力:ブログでより魅力的な記事を書いていきたい
2022年は特に「稼ぐ力」「使う力」を高めていけるように頑張ろうと思っています。
✔︎ ブログを含めた月収アップ
✔︎ リベシティ応援会員の会員ランクアップ
✔︎ 旅行 ※コロナが落ち着くことを期待
本気で資産運用するぞ!と意気込んで始まった2021年は満足感と達成感に溢れる1年でした。「やればできる」ということを自身で体現できたことが何より嬉しいです。
2021年の勢いそのままに、2022年が更なる発展の年となることを願い、管理人の好きな言葉で締めさせてもらおうと思います。
アメリカの薬物中毒者救済機関であるSynanon(シナノン)を設立した、チャールズ・ディードリッヒさんの言葉です。
(意訳)今日という日は、残りの人生の最初の日である。
何かをやり始めるのに遅すぎるなんてことはありません。今日が最も早い日なのですから。
管理人は信じています。挑戦して失敗という経験を積み上げた先に、きっと豊かな人生という宝物が待ち受けていることを。
みなさん、良いお年を!
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