夕飯前には子供もいてドタバタしちゃって、お料理に使う時間が確保しにくいのよね。本当は子供の相手をしたいけど、中々上手くいかなくて……。
ホットクックを導入すれば、好きな時間に調理できて、時間を節約しつつ美味しい料理が出来ますよ。きっと、子供の笑顔も増えるはずです。
本記事では、シャープから発売されている電気調理鍋「ホットクック」を紹介します。2021年9月に発売された機種を導入した経験をもとに、メリットやデメリットを記載します。
購入を検討している方の参考になれば嬉しいです。
この記事はこんな方にオススメです。
✔︎ 料理に使う時間を節約したい方
✔︎ 手軽で美味しい料理を作りたい方
✔︎ 家族との時間を大切にしたい方
ホットクックってどんな家電なの?
ホットクックは 時短で美味しい料理を作れる調理鍋
ホットクックはシャープから販売されている電気調理鍋。切った野菜やお肉などの具材を鍋に入れておけば自動で調理してくれます。
✔︎ 材料を切って鍋に入れる
✔︎ 調理予約ボタンを押す
✔︎ 具材の状態に応じた「かきまぜ」
✔︎ 火加減の調節
✔︎ 予約時間までの保温
「材料を切って鍋にセット、後はホットクックにお任せ」という調理スタイルになるので、調理にかかる作業時間や作業手間をグンと減らしてくれます。
材料セット後は放っておくだけというところから、ホットクック(「放っておく(ほっとく)」+「Cook(クック)」)という名前になったというのも納得の手軽さです。
鍋を焦がさないようにかきまぜたり、危なくないように見張っていなくてもいいのね!
自動調理してくれるので、その時間で他の家事をしたり子供と遊んだりと自由な時間を過ごせます。時間が増えるというのは、想像以上に快適ですよ。
ホットクックでは、水なしで煮込み料理などを調理ができるため、素材本来のうまみを薄めず逃がさないので、美味しく仕上げられます。
また「火加減の調整を間違って生煮えになる」といった失敗も無いので、料理が苦手な方にもオススメできます。
失敗なく美味しく出来て、自由な時間も確保できるなんて、夢のような家電ね!
スマホと連携することで「メニューの追加」「外出先からの予約時間変更」もできます。食事生活を快適に出来れば、毎日の生活が快適になりますよ。
3つの機種から自分にあった製品を選べる
導入しようかなと思って調べてみたら、たくさん種類があるのね。どれがいいのか、よくわからないわねぇ……。
ホットクックは容量別に3種類(2.4L/1.6L/1.0L)発売されています。2021年に発売された最新機種、型落ち世代、もう一つ前の世代を比較した表で紹介しますね。
2.4Lモデルは最も大きな容量を誇るホットクックとなります。2〜6人用となっていて、夫婦やお子さんのいらっしゃるご家族、たっぷり作りたい方にオススメ!
型番 | KN-HW24G | KN-HW24F | KN-HW24E |
発売年 | 2021年 | 2020年 | 2019年 |
Wi-Fi | 有り | ||
自動メニュー数 | 133 | 134 | 130 |
音声案内 | 有り | ||
かきまぜ | ◎ スピード2倍 | 〇 | |
煮詰め | 有り | ||
好みの設定加熱 | 有り | ||
最大予約設定時間 | 15時間 | ||
内鍋 | フッ素コート | ステンレス | |
付属品 | 蒸しトレイ | 蒸し板・保存専用ふた | |
カラー | レッド・ホワイト | ||
サイズ [ mm ] (幅 × 奥行 × 高さ) |
345 × 305 × 256 | 395 × 305 × 249 | |
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¥69,300 | ¥46,900 | ¥39,939 |
2020年版からは、内釜にフッ素コートが施されるようになりました。ステンレス製の頃は食材のこびりつきなどが指摘されていたので改善された形になります。
最新機種では、まぜ技ユニットがパワーアップ。お菓子作りの時に使うホイップクリームやアイスクリームを作れるようになりました。また、内釜の容量そのままにコンパクトになったので、キッチンの置き場所を確保しやすくなっています。
ユーザーさんからの意見を反映して進化してるのね。どの型番がいいのかしら。
かきまぜユニットやサイズの改善が施された2021年版を買っておけば間違いないですが、お値段高めです。コストパフォーマンス重視であれば2020年版がオススメです。
シャープ ヘルシオ ホットクック KN-HW24G-W(ホワイト系) 2.4Lタイプ (2人~6人用) 無線LAN&音声発話機能搭載
1.6Lモデルは2〜4人用となっていて、夫婦など2人以上のご家族にオススメです。
型番 | KN-HW16G | KN-HW16F | KN-HW16E |
発売年 | 2021年 | 2020年 | 2019年 |
Wi-Fi | 有り | ||
自動メニュー数 | 129 | 130 | 126 |
音声案内 | 有り | ||
かきまぜ | ◎ スピード2倍 | 〇 | |
煮詰め | 有り | ||
好みの設定加熱 | 有り | ||
最大予約設定時間 | 15時間 | ||
内鍋 | フッ素コート | ステンレス | |
付属品 | 蒸しトレイ | 蒸し板・保存専用ふた | |
カラー | ブラック・ホワイト | レッド・ホワイト | |
サイズ [ mm ] (幅 × 奥行 × 高さ) |
330 × 282 × 240 | 364 × 283 × 232 | |
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2.4Lモデル同様に2020年版からは内釜にフッ素コートが施されるようになりました。また、最新機種も同様に、まぜ技ユニットのパワーアップやサイズが改善されています。
その他、最新機種ではカラーからレッドが無くなり、ブラックが追加されています。
私は3人家族なので、2.4Lと1.6Lで迷っちゃうわね。
その2つで迷う場合は2.4Lモデルをオススメします。サイズも大きくは変わりませんし、管理人も3人家族ですが、作り置きするので2.4Lモデルでも足りないくらいでした(笑
シャープ 水なし自動調理鍋 1.6L ブラック系SHARP ヘルシオホットクック KN-HW16G-B
1.0Lモデルは1〜2人用となっています。小家族向けで、スープや副菜作りにも利用できるサイズです。
型番 | KN-HW16G | KN-HW16F | KN-HW16E |
発売年 | 2021年 | 2020年 | 2019年 |
Wi-Fi | 有り | ||
自動メニュー数 | 70 | 63 | |
音声案内 | 有り | ||
かきまぜ | まぜ技ユニット:1本 | ||
煮詰め | 有り | ||
好みの設定加熱 | 無し | ||
最大予約設定時間 | 15時間 | ||
内鍋 | フッ素コート | ||
付属品 | 蒸しトレイ | ||
カラー | ブラック・ホワイト | レッド | |
サイズ [ mm ] (幅 × 奥行 × 高さ) |
220 × 305 × 240 | ||
Amazon税込価格 *2021/11/16時点 |
¥37,000 | ¥30,882 | – |
2020年版のみカラーでレッドが選択できますが、販路限定製品となっているため一般店舗では入手不可。最新機種ではメニュー数が増えたものの、大きな変化はありません。
1.0Lモデルだけ、まぜ技ユニットの腕が1本なのね。
他モデルとの違いですね。1.0Lモデルは、メニュー数にこだわりが無ければ2019年版がオススメです。
KN-HW10G-W(ホワイト) 水なし自動調理鍋 ヘルシオホットクック 1.0L
上記で説明したように、ホットクックには英数字が組み合わさった型番名がついています。この型番名から容量・無線LAN機能・発売時期が判断できますので、購入時の参考にしてくださいね。
型番名(KN-HW24G)の「KN」はホットクック全機種共通の英字となっています。
型番名(KN-HW24G)の数字が容量を表しており、「24」が2.4Lモデル、「16」が1.6Lモデル、「10」が1.0Lモデルとなっています。
また、型番名(KN-HW24G)のように、数字前に「W」が入っている機種はWi-Fi(無線LAN)機能がついていてスマホと連携できる機種です。
そして、後半最後の1文字(KN-HW24G)は発売時期を表しています。「G」だと最新の2021年モデル、「F」は2020年モデル、「E」が2019年モデル、「D」が2018年モデル、「C」が2017年モデルとなります。
型番で製品のことが分かるなんて便利ね。
ちなみに、色は型番名の後につく英文字で判断できますよ。「-R」ならレッド「-W」ならホワイト、といった感じですね。
せっかくなので沢山作りたいから2.4Lモデルにしようかしら。でも、高い買い物だし、商品を使ってみて良かった点や気になる点も知っておきたいわ。
良い心がけですね!それでは、管理人が実際に使ってみた経験をもとに、メリットやデメリットを紹介していきますね。
ホットクックのメリット
【出典:シャープ】※元画像にコメントを追加
調理手間を削減できる
ホットクックの調理は、具材を切って内窯に投入してセットするだけで完了です。
通常の料理であれば、具材を煮込む間にかき混ぜたり、火力を調整したりとつきっきりとなる必要があります。
ホットクックはこれらの作業を自動でおこなってくれるため、調理に必要な作業時間を大幅に削減できます。
この状態の具材をほっとくだけで……
こんなに美味しそうなカレーに! It’s a Hot-cook Magic !!
浮いた時間を自分の時間として活用したり、家族と大切な時間を過ごせます。子供からなかなか目を離せない方や、もっと一緒に家族との時間を過ごしたい方におススメできるポイントです。
自分の好きな時間に調理できる
ホットクックには、料理の出来上がり時刻を設定出来る予約機能が搭載されています(初期予約可能メニュー数:30~40種類程度 + Wi-Fiでメニュー追加)
最大15時間後まで設定できるので、比較的時間の取りやすい時間に調理をすることが可能です。
✔︎ 朝に具材をセットして、帰宅時に出来立ての温かい料理が食べられる
✔︎ 夜に具材をセットして、起床後すぐに出来立ての温かい料理が食べられる
自分の好きな時間に調理が出来て、好きな時間に食べられます。調理時間に縛られないのは、ホットクックならではの魅力ですね。
出来上がった料理が美味しい
蒸気をうまく活用しているので余分な水分が不要です。料理が水っぽくならずに素材の味を存分に楽しめます。
また、具材の状態に応じたかき混ぜや火加減の調節によって、つきっきりで調理したような美味しさを味わえます。
煮込み料理だけでなく、蒸すだけで柔らかく美味しくなるのも嬉しいポイント。
蒸しただけのさつまいもが甘くて柔らかくて最高でした!
料理のレパートリーが増える
製品に同梱されている公式レシピに加えて、Web検索すればレシピが沢山ヒットします。また、無線LANに繋ぐことでメニュー数は追加されていきます。
調理方法が簡単なので新しい料理に挑戦しようとする意欲が沸き、レパートリー増加につながります。
ちなみに、公式レシピでも十分に美味しい料理が出来るのですが、管理人の妻はこちらの本を参考にしています。レビュー記事を書いていますので興味があれば、是非ごらんください。
外食が減って食費を削減できる
調理時間を削減できるため、忙しい時間帯に調理をする必要がありません。また、予約調理が出来るため食べたいタイミングで食事を楽しむことができます。
そして、なによりも出来上がった料理が美味しい!
自炊へのハードルが格段に下がる(むしろ作りたいと思う)ため、外食の回数が減り食費改善に繋がります。
ホットクックのデメリット
【出典:シャープ】 ※元画像にコメントを追加
導入コストが高い
2.4Lモデルの最新機種であれば、購入価格は70,000円程度となっており、決して安くはありません。
価格が導入への大きなネックとなっている点は否めません。
ただし、価格を判断する際には、色々な視点から見ることが重要です。
ホットクックを使用することで1日30分の時間が確保できると考えればどうでしょうか。
年間240日(およそ2/3の頻度)、3年間使用すると仮定した場合、これだけの時間が自由に使えるようになります。
30 [分] × 240 [日/年] × 3 [年] = 360 [時間]
最も高い最新機種を買ったとしても7万円弱です。7万円弱で360時間を得られるのであれば、未来へ向けた投資と考えれば、かなり優れているのではないでしょうか。
置き場所の確保が必要
最新モデルではコンパクトになったものの、やはり置き場所の確保もネックの一つです。常に置いておける場所が無ければ導入は難しいかもしれません。
ただし、置き場所の確保が可能であれば、デザイン性も高くキッチンの見栄えも良くなります。
管理人宅ではこのように配置していますが、インテリアとしても十分機能する家電だと思います。
洗うパーツが多い
洗う必要のあるパーツがあり、鍋だけで調理する時よりも洗い物の手間が増えます。
ただし、内窯以外は食洗器に対応しているため、食洗器を使用すれば洗い物にかかる時間に大きな差異はありません。
【出典:シャープ】
ちなみに、管理人は手で洗っていますが、洗いやすいため大きな負担増には感じていません。
炒め料理は苦手
ホットクックは炒め料理が苦手です。蒸気が逃げにくいため、料理が水っぽくなってしまいます。
煮込み料理としては抜群の性能を誇るホットクックですが、炒め料理に関してはフライパンに軍配が上がります。
炒め料理がメインの方とは相性が悪いですね。
料理スキルが上がりにくい
人によっては最も大きなネックなるかもしれませんが、ホットクックを多用することで料理スキルが上がりにくくなります。
「切って入れて待つだけ」なので、ホットクックにお任せしている調理作業が身に付きにくいです。
たぶん、管理人が自宅以外で調理する場合は、ホットクックを持参することになるでしょう!
……というのは半分冗談ですが、それくらい便利な家電です。
料理スキルは上がりにくいかもしれませんが、レパートリーが増えていくことで料理知識が増える可能性は十分にありますね。
ホットクックで「楽しい時間」と「美味しい料理」を楽しもう!
本記事では無水調理鍋「ホットクック」を紹介しました。
✔︎ 調理は「材料を切る」「鍋に入れる」だけ!
✔︎ ほったらかしなのに失敗なし!
✔︎ 水分を上手に活用し素材本来の味を楽しめる!
✔︎ 予約機能で食べたい時に出来立て料理!
かきまぜや火加減の調整をしてくれるから、調理時間を自由時間に使えるのが魅力ね!それに失敗も無いから安心できるわ!
また、機種別の特徴と型番の見方について述べました。
1.6Lモデル(2〜4人用)
2020年から内釜がフッ素コーティング。2021年からはコンパクトになって、まぜ技ユニットがパワーアップ。
1.0Lモデル(1〜2人用)
2019年発売の型番からメニュー数の増加以外に大きな変更点なし。
KN-HW24G:無線LAN機能有り
KN-HW24G:容量
KN-HW24G:発売年
2.4Lモデル、1.6Lモデルはフッ素コートが施された2020年以降がおススメね!ユーザーの意見を反映した最新機種か、コスパ重視で行くかはよく考えなくちゃ。
次に、ホットクック導入に関するメリットを述べました。
✓ 自分の好きな時間に調理できる
✓ 出来上がった料理が美味しい
✓ 料理のレパートリーが増える
✓ 外食が減って食費を削減できる
時間を有効に活用できるので家族との時間が増えるのが嬉しいわ!それに食費も減るなんて、家計にも優しい家電なのね。
✓ 置き場所の確保が必要
✓ 洗うパーツが多い
✓ 炒め料理は苦手
✓ 料理スキルが上がりにくい
高い買い物だけれど、時間換算してみる視点は必要ね。あと、ホットクックを買っても、炒め料理は頑張らなくちゃ!
確かにデメリットもあるけど、生活を劇的に変えてくれる家電だと思うわ。ホットクックって、令和時代の「三種の神器」ね!
管理人宅では、三種の神器を飛び越えて「神の座に届きうる存在」です!おススメ!
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