
幼稚園に通っている子供に読ませる絵本を探しているんだけど、なにがいいかしら。

クリスマスに向けて、この絵本はどうでしょうか。
本記事では、3歳以上のお子さんへ向けた絵本を紹介します。
管理人も購入してみて、4歳になる息子へ読み聞かせてみました。
本記事はこんな方にオススメです。
✔️ 文字が少ない絵本を卒業したお子様へ向けた絵本を探している方
✔️ 心暖まるお話を読みたい方
出版社: 福音館書店
発売日: 1998/10/15
本の長さ: 36ページ
絵本の概要
主な登場人物は、主人公である「しんちゃん」と「サンタさん」「ぬいぐるみのくまさん」。
しんちゃんがサンタさんに向けて、自分が欲しいプレゼントを伝えるお手紙を書くところから物語はスタートします。
サンタさんは手作りのプレゼントを、と考えて……といった感じで物語が展開していきます。
それぞれの登場人物(特にくまさん)の気持ちに寄り添えて、お子さんの感受性を刺激する絵本です。
刺繍で描かれたイラストが可愛い
他の絵本ではあまり見られない特徴として、全てのイラストが刺繍で描かれています。
表情などがハッキリと分からないぶん、登場人物の気持ちを考える想像力が身につくのではないかと思います。
好みの分かれる描き方だと思いますが、管理人自身は、ほのぼのとした気持ちにさせてくれる良いイラストだと思います。
文字数の少ない絵本を卒業した(卒業したい)お子さんにピッタリ
ページ内に記載されている文字数は少し多めです。
ひとつの動作やセリフのみが記載された絵本に物足りなさを感じているお子さんへはピッタリです。
また、文章の理解が追いついていなくても、イラストで補完され惹き込まれる魅力があります。
読み聞かせていた4歳になる息子も先が気になったようで、自らページをめくろうとしていました。
大切な気持ちを学べる
人間の感情を理解した「くまさんのぬいぐるみ」に対して、親子ともが感情移入しやすい作りになっています。
感情移入をすることで、お子さんにとって大切な気持ちを学ぶことが出来ます。
✓ 大切な人と別れる時の寂しさ
✓ 新しい生活に対する不安
✓ 相手の気持ちを考えて絞り出す勇気
✓ 自分のために行動してくれた人への感謝
この絵本を読まれるお子さんは、これから友達の輪が広がって交友関係も深くなっていくはずです。
そういった生活を迎えるお子さんにとって、学んでほしい気持ちに溢れた絵本です。
寒い夜に 心暖まる物語を
この絵本では、クリスマスという誰もが経験するイベントをもとに作られています。そのため、想像しやすく感情移入がしやすいのではないかと思います。
刺繍で描かれたほのぼのとしたイラストで心が癒され、くまさんの感情を通してお子さんにとって大切な気持ちを学ぶことが出来ます。
寒い夜にこそピッタリな心暖まる絵本です。
お子さんへ是非読ませたいという方は、こちらからどうぞ。
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