銀行って日中しか空いてないから、行くのが手間なんだよね。時間外だとATM手数料も高いしさ。
自宅で完結できるネット銀行はどうでしょうか。
先日の記事で、ネット証券のメリットを紹介しました。
本記事では、ネット銀行のメリット・デメリット、管理人おすすめのネット銀行について紹介します。
本記事は、こんな方にオススメです。
✔ お金をおろしにに行くのが手間だと思っている方
✔ ネット証券で資産運用を始めようと思っている方
ネット銀行ってなに?
まず聞きたいんだけど、ネット銀行ってなに?
下記3つがネット銀行と呼ばれています。
❶ ネットバンキングだけを専業で行なっている銀行
❷ 実店舗を持つ銀行のインターネット専用支店
❸ 実店舗を持つ銀行のインターネットサービス
❶だけが実店舗を持っていないんだね。
そうですね。実店舗を持つ銀行に関しては口座を持っている方も多いと思いますので、❶について解説していきますね。
以降、本記事で取り扱う「ネット銀行」は、ネットバンキング専業の銀行を指します。
ネット銀行のメリット
実店舗に行かなくて良い
口座開設時に窓口にいかず、手続きがオンライン上で完結します。
仕事が忙しく店舗に行く時間が取れない方には大変便利です。また、実店舗に行く時間や待ち時間なども削減出来ますので、時間活用の面から見ても有利です。
手続きに必要となる書類を郵送で受け付けてもいますが、スマホなどで写真を撮影してアップロードする方法が断然おすすめです。
振込手数料・ATM手数料が無料になる
振込やATMに使う金額を把握していますでしょうか。頻繁に使用する方なら年で数千円以上の方もいらっしゃると思います。
ネット銀行であれば、定められた条件を満たした場合、一定回数まで振込手数料やATM手数料を無料にできます。
たとえば、楽天銀行であれば、最大でATM手数料が7回/月、他行への振込手数料が3回/月、無料になります。
同じ行為を行なうのであれば、当然無料がお得です。当たり前を見直して、節約に意識を向けましょう。
金利が高めに設定されている
超低金利の今、メガバンクでさえ普通預金の金利が0.001%となっています。
100万円預けても1年で10円しか金利がつきません。1回のATM手数料を支払うために何年預ける必要があるのか考えると悲しくなってきます。
ネット銀行であれば、100倍の0.1%以上が金利となっている銀行もあります。
たとえば、あおぞら銀行は無条件で0.2%の金利がつき、大変お得です。
紙の通帳にかかる手間やコストを削減できる
ネット銀行では残高確認などはスマホなどの端末で行うため、紙の通帳がありません。
通帳があれば管理手間がかかりますし、再発行も必要となります。再発行にはコストがかかる銀行もあります。
ネット銀行を利用することで、通帳の管理手間やコストを削減できます。
ネット通販がお得になる
ネット銀行によっては、口座開設や給与振込をおこなうことで、ネット通販時の還元ポイントがアップされるといったサービスが実施されています。
一度手続きをおこなえば効果はずっと続きますので、ネット通販を多く活用する方には非常にお得です。
すごくお得だね!スマホで出来るなら早速申し込もうかな。
メリットの多いネット銀行ですが、申し込む前にデメリットも把握しておきましょう。
ネット銀行のデメリット
引き落とし口座や振込口座に指定できないことがある
公共料金の引き落とし口座や、給与の振込口座として指定できない場合があります。
普段から使用している公共料金の引き落としができるのか、自分の会社が給与振込の対象として扱っているかを事前に確認しておきましょう。
対象としていない場合、銀行口座を分けて活用するなど案を考えておく必要があります。
ネットワーク障害やメンテナンス時に使用できない
利用しているネットワーク回線の不具合や、サーバメンテナンスが実施されている時は使用できなくなります。
そういった時は、不具合の解消やメンテナンスの終了を待つしかありません。
サーバメンテナンスなどは事前通知されることもありますので、お知らせを見逃さないようにしましょう。
セキュリティは自己管理
スマホやタブレットで利用している方は、ログインIDやパスワードを端末に記憶させていることもあると思います。
上記の端末を紛失してしまったり、盗難されてしまった場合は非常に危険です。
「大切な情報は記憶させない」「紛失・盗難時には口座のロックを早急におこなう」など、より強い自己管理が必要になります。
便利な反面、注意しなければいけない点もあるんだね。
自己管理については、これを機に一度見直してもいいかもしれないですね。
おすすめは楽天銀行
メリット・デメリットは把握できたよ。口座開設しようと思うんだけど、ネット銀行の種類も多いから迷っちゃうね。
管理人は楽天銀行をメインで使用しています。おすすめするポイントを紹介しますね。
1100万口座を超える日本最大級のネット銀行。インターネットバンキングの各種取引毎に「楽天ポイント」を貯められるのが特徴。
各種手数料が無料
楽天銀行では10万円以上の貯金で、振込やATM利用の手数料が一定回数無料になるサービスを実施しています。なお、楽天銀行の他口座への振込は常に無料です。
貯金額によってランクが設定されており、最高ランク(300万以上)になると他行への振込が3回/月、ATM利用が7回/月無料となります。
通常生活においては十分な回数と言えます。ATM利用がこれ以上必要と言う方は、回数を見直すことで時間を効率的に使うことをおすすめします。
普通預金金利が高い
通常の普通預金金利が0.02%とメガバンクよりも高く、さらに楽天証券と連携させることで0.1%となります。
預金額によっては半年ごとに4桁以上の利息がつきますので、ちょっとしたお小遣いになります。
楽天証券は取引を一切おこなわず口座開設のみでも問題ありません。楽天銀行口座を開設する際に同時に申し込めますので、申し込んでおくと良いでしょう。
SPUの倍率がアップする
楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行とすることで、SPU(楽天グループが実施しているポイントアッププログラム)の倍率がアップします。
楽天市場で買い物することが多い方には有効です。
楽天経済圏に入っているなら楽天銀行一択でしょう。
楽天証券との相性が良い
資産形成を進めていきたいのであれば、証券口座が必要です。
楽天証券で運用を実施する場合、楽天銀行からリアルタイムで入金できるなどのメリットがあります。
どちらも楽天が運営していることもあり、楽天銀行と楽天証券の相性は抜群です。
楽天証券では投資信託の残高でポイントをもらえたり、ポイントを使った投資をすることでSPUがアップする特典もありますので、資産形成を加速できます。
手数料が無料で金利も高いのが魅力的だね。楽天グループのサービスはよく使うし、口座開設を検討するよ。
管理人オススメの楽天銀行については、口座開設手順を別記事にて紹介しています。リンクを貼っていますので、検討している方は参考にしてみてくださいね。
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