子供に「なんで勉強するの?」って聞かれた時に、言葉に詰まっちゃうのよね……。
その質問が出た時は子供が成長するチャンスです。きちんと向き合って子供の能力を伸ばしてあげてください。
子供に「なんで勉強するの?」と聞かれたことはないでしょうか。もしくは、子供時代に疑問に思ったことはないでしょうか。
「成績をあげるためだよ」
「良い学校(会社)に行くためだよ」
決して間違いではありません。間違いではありませんが、果たして子供の心に響くでしょうか。
「成績を上げたい」「良い学校に行きたい」と思っている子供になら響くかもしれません。目的が理由と一致するからです。ですが、他の子供の心には響きにくいのではないでしょうか。
そこで、管理人の考える理由と伝え方を述べます。「なぜ勉強するのか?」という質問が来た際の参考になれば幸いです。
本記事は、こんな人にオススメです。
✔ 勉強するモチベーションを高めたい人
✔ 子供の能力を伸ばしたい人
勉強する理由
不安を取り除いてくれるから
私たちは未知の物事に不安になります。知らないから警戒し、必要以上に臆病になってしまいます。
勉強することで未知が既知となります。すでに学んでいることであれば怯えることはありません。平常心で物事に取り組めば、きっとベストパフォーマンスを引き出してくれるはずです。
1つ学べば、未来から不安が1つ無くなるのです。
新しいものを生み出せるから
私たちの周りでは、日々新しいものが生み出されています。電化製品などは10年も経てば機能や性能に歴然とした差があります。
これらは、何もないところから生まれたわけではなく、既知のものを知り、改良や改善を繰り返すことで生まれたのです。
学ぶことで、新しい何かを生み出す力を身につけることが出来ます。
正しい選択肢を選べるようになるから
私たちは何かを選択する時の判断材料は、経験と知識です。勉強することで判断材料を増やすことが出来ます。
判断材料が無ければ運に任せた判断となってしまいます。運に任せた判断は、誤った選択肢(自分が望まない結果)を選んでしまう可能性が高くなります。
学ぶことで、自分が望む道を切り開いていくことが出来ます。
知識は最高の財産だから
物は老朽化しますし、壊れてしまいます。お金は使えば減ってしまいますし、取られる可能性もあります。私たちの財産の多くは失う可能性を秘めています。
一方、知識はどうでしょうか。知識は私たちの頭の中に存在しています。無くなったり、誰かに取られる心配をする必要がありません。
もちろん忘れることはあります。ですが「忘れた」というのは「頭の中から取り出すのに時間がかかっている状態」であり、「無くなった」とは異なります。
失うことも奪われることもない知識は、私たちの最高の財産なのです。
勉強する理由の伝え方
「私はこう思う」と伝える
「なぜ勉強するのか?」に決まった回答はありません。人それぞれ回答が違うでしょうし、心に響く回答も違うでしょう。
自分なりの回答を示することは大切です。ですが、断定する言い方では心に響く可能性は低くなるでしょう。
あくまで「自分はこう思う」という伝えた方に留めることが重要です。
「あなたはどう思う?」と問いかける
「なんで勉強するの?」と聞かれた時は、子供が理由を考える絶好の機会です。こちらの意見を押し付けるのではなく、子供自身に考えてもらうようにしましょう。
考えることで子供自身の考える力が飛躍的に向上します。また、自分自身で導き出した回答であれば、最高のモチベーションになることでしょう。
是非、「あなたはどう思う?」と問いかけることで子供自身で考える時間を設けてあげてください。
親子で最高の時間を楽しもう
本記事では「なんで勉強するの?」と聞かれた時の回答と伝え方について述べました。納得する回答はありましたでしょうか。
本記事で最も伝えたいことは、この質問から始まる親子の時間を楽しめば良いということです。
「子供の質問には絶対答えなければならない」とプレッシャーに感じる必要はありません。曖昧な回答を押し付ける必要もありません。
管理人は、親子で考えて導きだそうとする時間が最高の宝物になると信じています。
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