自分の部署に、何をやるにも取り掛かりが早い先輩がいるんだよね。僕は色々考えてしまって遅くなりがちなんだよなぁ。
行動を起こすことの大切さが分かっているから、早く動けているんですね。行動を始めてみる大切さと方法を学んで、先輩に追いつき追い越しましょう!
本記事では、物事を早く始めることの大切さについて、普段管理人が思っていることを踏まえて解説します。
特に、こんな人にオススメです。
✔ 完璧を目指してしまうために、時間がかかってしまう人
✔ 行動しなかったことで後悔したことがある人
まず行動することが大切である理由
行動することで分かることがあるから
私たちは「不安だから行動出来ない」ことがあります。過去に経験したことならまだしも、未経験のことであれば尚更です。
未知のことに恐怖を覚えるのは、生物の本能として正しいです。ですが、行動しようとしていることが致命傷に繋がることは少ないでしょう。そして、致命傷にならないのであれば、行動を起こすべきです。
なぜなら、行動しなければ分からないことがあるからです。行動しなければ分からないことを考えても答えは得られません。仮に得られたとしても時間切れになることもあるでしょう。
「なんだ、思っていたよりも簡単だった」っていうこともあるもんね。
行動することで得られた知識や経験はむだにはなりません。不安だから行動しないのではなく、不安だからこそ行動しましょう。
物事には修正が必要だから
最初から完璧を目指さないようにしましょう。最初から完璧なものを作り上げたり、達成するということは非常に困難です。
及第点を取れていると判断できれば、行動を開始すべきです。行動を開始することで気づくことも多く、修正点や修正方法を把握出来ます。それらが、より完璧なものを作るための材料になります。
資料を作って提出しても、絶対どこかは修正が入るんだよね。
相手の望むものは相手にしか分かりません。ある程度の形が出来れば、複数人で作り上げたほうが理想形に近くなります。
時間は有限だから
当たり前ですが、時間は有限です。誰にとっても1日は24時間しかありません。
悩んでいても行動していても、時間は刻一刻と流れていきます。全く考えないのは困りものですが、考えても答えが出ないと思ったのであれば行動しましょう。
「どう行動したらいいか分からない」という場合は、周りに相談しましょう。相談も立派な行動のひとつです。
分からなければ相談すればいいんだね。
自分の考えをまとめた内容を必ず伝えるようにしましょう。相手に丸投げするのは相談とは呼べませんので注意してください。
行動することで気持ちがついてくるから
人間は行動と気持ちを不一致とすることが困難です。逆に言えば、行動と気持ちを一致させようとします。
怒っている時や悲しい時に、無理矢理でもいいので笑顔を作ってみてください。きっと、少しずつ気持ちが軽やかになるはずです。
不安な気持ちが行動の開始を阻んでいるのであれば、とにかく行動を始めてみましょう。行動することで、「行動しなければならない」という前向きな気持ちが生まれます。ポジティブな気持ちは、ポジティブな結果を導いてくれます。
実際始めてみたら、思っていた以上のスピードで出来ることもあるよね。
行動することで、自分はもちろん、周りの気持ちも変化させることが出来ます。
周りの信頼感を得られるから
質問に対する回答が早かったり、頼んだ仕事に対する取り掛かりが早い人は、それだけで相手からの信頼を勝ち取ることが出来ます。
相手の要求に対して、即行動に移すことは相手への敬意を示すことにも繋がるからです。敬意を示すことで、信頼を勝ち取ることが出来ます。
信頼感を勝ち取った人が相手に要求を出した場合、きっと相手も即行動に移してくれるでしょう。即行動する人の周りには、即行動する人が集まることになり、通常の何倍も速く物事を進めていくことが出来ます。
メールを素早く返してくれる人には、こっちも早く返そうって思うよね。
まず行動出来る人は、周りを含めてチーム全体の行動を速めることが可能です。そうなれば自分を含めて皆がハッピーな気持ちになれますね。
まず行動するための方法
課題を分割して考える
課題が大きすぎるため、何からとりかかればいいのか途方にくれることがあります。困難な課題は分割して考えてみましょう。
目的を達成するために必要なことは何なのか。分割後の課題に対しても、さらに細分化を進めていきましょう。細分化を繰り返すことで、まず何をやるべきなのかが明確になります。
資料を作る時には「参考文献を探す」「データを集める」「データを集計する」「考察する」と分割できるね。
「参考文献を探す」は、「過去論文を参照」「関係者への聞き取り」「新書を探す」といった形で細分化できますね。
自分に出来ないことは周りを頼る
どんなに優秀な人でも、一人で出来ることは限られています。そして、優秀な人ほど、時間が有限であること、人には得手不得手があることを理解しています。
自分が苦手なことは、得意な人に任せたほうが物事はうまく回ります。頼まれた人も喜んでくれるでしょうし、結果的に自分1人で行なうよりも早く完了させることが出来ます。
より効率的に物事を完了させられる方法を選びましょう。もちろん、自分が頼まれた時は率先してとりかかるようにしましょう。
仕事の段取りと割り振りが上手な人がリーダーだと安心感があるよね。
段取りと割り振りさえ上手くいけば、80%は完了したも同然です。一人で抱え込まずに、皆で物事に取り組んでいきましょう。
「○○さんならこうする」と考える
物事に行き詰った時は、自分が尊敬している人(すぐに行動出来ている人)を思い浮かべてみてください。
「〇〇さんなら、こう考えるだろう」「〇〇さんなら、こう行動するだろう」と考えることで、行動するためのアイデアが浮かぶことがあります。
尊敬している人の考え方や行動は、自分にとって大きな財産となる可能性があります。近くにいるのであれば、このうえないチャンスです。良いと思うところは、ドンドン吸収していきましょう。学ぶ姿勢が行動するためのスタートラインです。
先輩の過去の行動や言葉を思い出してみればいいんだね。
行き詰った時に思い出すのは自分の過去だけではありません。周りの方の過去も経験として、行動を起こすためのきっかけとしましょう。
行動して上手くいった時を思い出す
過去に、行動したことで良い結果が得られたことを思い出してみてください。
誰しもが行動したことで得られた報酬、知識、経験を持っているはずです。それらを得た時の嬉しかった気持ちを再度思い出してみましょう。
そして、今回行動を起こすことで得られるものに結び付けることが出来れば、おのずと体が動き出しているはずです。
誰もやりたがらなかった業務を率先しておこなったことがあるよ。新しい知識を学べたし、同僚からも感謝されたなぁ。
嬉しかった経験をもう一度体験してみたい。多くの人はそう思えるはずです。
行動しなかった時のデメリットを考える
行動しなければ資料が完成しない、いつまでも不安な気持ち、周りからの評価が低くなる。そういった「行動しなかった時のデメリット」を思い浮かべてみてください。
自分の行動でデメリットを打ち消すことが出来る。少しでもそう思えれば、行動を始めるきっかけのひとつになります。不安な未来を打ち消すことが出来るのは、あなたの少しの勇気です。
自分の行動次第で、大切な人の未来も変えることが出来るんだね。
その通りです。あなたが体験した嬉しかった過去も、誰かの行動がきっかけだったかもしれないのです。
まとめ
まず行動することが大切である理由を5つ紹介しました。
- 行動することで分かることがあるから
- 物事には修正が必要だから
- 時間は有限だから
- 行動することで気持ちがついてくるから
- 周りの信頼感を得られるから
そして、行動するための方法を紹介しました。
- 課題を分割して考える
- 自分に出来ないことは周りを頼る
- 「〇〇さんならこうする」と考える
- 行動して上手くいった時を考える
- 行動しなかった時のデメリットを考える
行動することで生まれる数々のメリットと、行動するための方法を意識しましょう。まず行動することで、あなただけでなく、あなたの大切な人の未来もより良くなるはずです。
本記事が、動き出すためのきっかけとなれば幸いです。
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