カービィ最新作って2人プレイもできるんだよね。3Dだと難しく感じるけど、子供とプレイしても楽しめるかな。
管理人は、息子(4歳)と一緒に最後まで楽しくプレイしました。アクション要素の楽しさはそのままに、遊びやすいゲームに仕上がっていましたよ。
へぇ、面白そうだね!僕も子供と一緒にプレイしたいので、もう少し詳しく教えてくれる?
それでは、魅力的だと思ったところを語っていきますね。あわせて惜しいなと思ったところもお伝えしますので参考にしていただけたら嬉しいです!
本記事は、2022年3月25日に発売された星のカービィ最新作「星のカービィ ディスカバリー」のクリア後レビューとなります。
クリア時間:10〜15時間程度
やり込み達成率100%:40〜50時間程度
体験版を遊んだ時から楽しみにしていましたが、予想を大きく上回る面白さで、親子で大変楽しくプレイできました。
今までになかったアクション要素や「コピー能力の進化」といった新要素もあり、最後まで楽しめる作品でしたので、その魅力をお伝えします。購入を検討中の方の参考になれば幸いです。
なお、いくつかのゲーム画面を挿入していますが、ストーリーに関係するネタバレは伏せていますので、未プレイの方も安心してご覧ください。
✔︎ 初の3Dカービィに興味がある方
✔︎ カービィ最新作を遊んでみたいと思っている方
✔︎ 2人で遊べるゲームを探している方
✔︎ カービィを愛してやまない方
\ 本記事で紹介する作品 /
ジャンル | 3Dアクションゲーム |
---|---|
対応機種 | Nintendo Switch |
開発元 | ハル研究所 |
発売元 | 任天堂 |
シリーズ | 星のカービィシリーズ |
発売日 | 2022年3月25日 |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
シリーズ30周年記念作「星のカービィ ディスカバリー」
シリーズ30周年記念となる本作。据え置き型ゲームとしては11年ぶりの登場となります。
まずは本作の特徴を語っていくことにしましょう!
3Dで広がる不思議で美しい冒険世界
最も特徴的な進化は3D要素を取り入れた点になります。今までの世界に奥行きが加えられ冒険世界が広がりました。
描かれている風景は、私たちに馴染みのある風景と自然が混合した不思議で美しい世界。
広々とした冒険世界を自由に歩き回り、飛び回る楽しさはもちろん、カービィの姿をさまざまな角度から眺められるようになり可愛さも再認識できる作りになっています。
3Dになっても従来シリーズ同様、癒される世界観になっているんだね。
各エリアにあるステージをクリアしていくステージクリア型を採用。最後に待ち受けるボスを倒すとエリアが変わります。
それぞれのエリアが特色を持っていて「次のエリアはどんなのだろう?」という楽しみと、新しいエリアを訪れた時の楽しさがあります!
カービィとワドルディの協力プレイが楽しめる
本作は2人プレイにも対応。1人目が「カービィ」、2人目が「ワドルディ」を操作することで協力プレイを楽しむことが可能になっています。
とはいえ、主役はカービィ。
コピー能力はカービィだけ、2人の距離が離れるとワドルディはカービィの元へ強制ワープなど、あくまでカービィ主導のプレイになっています。
親子で遊ぶつもりだけど、子供はカービィをプレイしたがりそうだね!
カービィをしっかりとサポートして、子供の成長を見守ることに徹しましょう!管理人は息子がドンドン上手くなっていくことも楽しみのひとつでしたよ。
なお、本体1台で2人プレイが可能です。ローカル通信やインターネット通信での2人プレイには対応していませんのでご注意ください。
プレイを進めることで発展する「ワドルディの町」
冒険の拠点となる「ワドルディの町」は、プレイを進めていくことで発展していきます。
発展とともに新しい店がオープンされていったり、ミニゲームが遊べるようになったり楽しむ要素が増えていきます。
ミニゲームの完成度は高く、冒険の合間にプレイしていたはずなのに、熱中して長時間プレイしてしまうということも。
「星のカービィ ディスカバリー」のココが素晴らしい!
それでは、本作品の魅力を語っていくことにしましょう!全体的に完成度が高い作品ですが、特に魅力的な6つの点がこちらです。
✔︎ 徹底した遊びやすさの追求
✔︎ 新能力「ほおばりヘンケイ」が与えるインパクト
✔︎ コピー能力の進化による姿と能力の変化
✔︎ ディスカバリーのワクワク感
✔︎ 「ワドルディの町」の完成度の高さ
✔︎ 幅広いプレイヤースキルに対応
ひとつずつ紹介していきますね。
徹底した遊びやすさの追求
初めて3Dをプレイする方へ向けた遊びやすさの追求が素晴らしいですね。
✔︎ 攻撃が当たりやすい
✔︎ 次に行く場所や次の行動が分かりやすい
✔︎ ボタン操作がシンプル
✔︎ 細かな自動セーブでリトライしやすい
3Dアクションとなることで懸念される攻撃の難しさは、当たり判定を甘くすることでカバー。
「当たっているように見える攻撃」は全て命中するように設定されており、当たった際の効果音とともにプレイヤーに気持ちよさを与えてくれます。
アクションゲームは気持ちよくプレイできるっていう点が大切だよね。3Dになってカメラワークとかも気になるけど、どう?
動きの早いバトルでも、ある程度、敵を自動でターゲットしてくれるので凄くプレイしやすく感じました!3Dアクションに不慣れなプレイヤーに配慮された作りだと思います。
ステージに設置された矢印や、次の行動を促すボタン操作の表示も、迷いやすい3Dゲームにおいてありがたいサポート機能ですね。
ジャンプとホバリング(カービィ特有の浮遊)は、どちらもAボタンのみで可能となっています。シンプルな操作を実現することで、プレイにおいての煩わしさも軽減しています。
本作では残機(残りプレイ可能数)という概念を撤廃。ステージ途中でやられてしまっても手持ちコインを支払うことでリトライ可能となっています。
ステージ中では自動セーブ箇所が多く設置されていて、やられてしまった直前からリトライできるのが嬉しいですね!
これだけサポートしてくれたら小さな子供でも遊びやすそうだね!
管理人の息子もアクションを楽しくプレイしていましたよ。
新能力「ほおばりヘンケイ」が与えるインパクト
本作で取り入れられた新要素「ほおばりヘンケイ」。大きなものを吸い込むことで、その形を維持したまま様々なアクションが可能となります。
見た目の可愛らしさというインパクトはもちろんですが、アクション要素に与えるインパクトもそれ以上に大きなものとなっています。
車になって駆け抜ける疾走感、紙飛行機のようになって飛んでいく浮遊感など、通常のカービィでは味わえない気持ちよさを実現しています。
見た目とアクション要素のどちらにもインパクトを与える「ほおばりヘンケイ」は、本作の面白さを格段に向上させています。
「ほおばりヘンケイ」が本作のMVPと言っても過言ではありません!
コピー能力の進化による姿と能力の変化
カービィといえば敵を吸い込んで能力を使いこなす「コピー能力」ですね。
本作ではコピー能力を進化/強化させることが可能となっており、見た目と能力がドンドンと変化していきます。
能力向上により冒険が進めやすくもなりますし、見た目や操作感覚も異なるので実質コピー能力が増えたとも言えるでしょう。
同じステージでも違う能力で楽しめるところがカービィの面白さだよね!
プレイするたびに違った攻略法が見つかる楽しさがありますね。
ディスカバリーがワクワクする!
タイトルにもあるように、本作のメインテーマはディスカバリー(発見)。
囚われたワドルディをはじめとして、ステージごとに決められた条件を達成するためには、様々なものをディスカバリーする必要があります。
通常と違ったルートを寄り道しながら、アイテムや隠し通路をディスカバリーする寄り道がすごく楽しい作りで、ストーリーを進めるのを止めて探してしまいますね!
ストーリークリアに必要となる数は多くなく、アクション要素が高めの条件も用意されていますが、無理に頑張らなくても良いというのも嬉しいですね。
プレイヤースキルによって楽しめる作りは、親子で遊ぶなら嬉しいね!
子供と一緒に思う存分ディスカバリーを楽しめますよ!
「ワドルディの町」の完成度が高い
ストーリーを進めることで発展していくワドルディの町。
姿を変えていくこと自体も楽しめますし、ひとつひとつの施設の完成度が高く本編同様に楽しめる作りになっています。
✔︎ 音楽や映像を鑑賞する
✔︎ ガチャポンでコレクションする
✔︎ ミニゲームに熱中する
✔︎ コピー能力を進化/強化する
✔︎ コロッセオでバトルする
✔︎ カービィの仕草に癒される
管理人がお気に入りなのはミニゲームの「タマコロカービィ」。
コントローラーのジャイロ機能を活かしたゲームで、難易度が高めに設定されています。もっとステージ数を増やせば、これだけでもひとつのゲームになるのでは?というくらい作り込まれています。
ミニゲームの「魚釣り」「アルバイト」は2人で遊ぶこともできるので、2人プレイを楽しんでいる時に遊べるのも嬉しいですね!
ストーリーを進めるためのサポート機能としてだけでなく、十分に楽しめる完成度の高い町となっています。
幅広いプレイヤースキルに対応
本作はアクションが苦手なプレイヤーでも楽しく遊べるようになっていると述べましたが、上級者でも楽しめる要素が用意されています。
ステージ後半およびクリア後に追加されるステージでは歯ごたえのあるボスとのバトルを楽しめます。
また、エリア内の各所にある「トレジャーロード」のクリア目標タイムはシビアな設定ので、アクションが得意なプレイヤーでも挑戦心をくすぐられるはずです!
アクションが得意なプレイヤーでも楽しめそうだね!
アクションが得意な方も初見で目標タイムクリアは難しいと思います。何度もチャレンジして、クリア方法をディスカバリーしてみてくださいね!
「星のカービィ ディスカバリー」のココが惜しい!
たくさんの魅力をもつ本作ですが「ココが惜しかった!」という点もあるので、あわせてご紹介します。
✔︎ 「ワドルディの町」からのワープが面倒
✔︎ コピー能力強化の自由度が低い
「ワドルディの町」からのワープが面倒
本作では各エリアと「ワドルディの町」を行き来するスタイルとなっています。
各エリアからの移動はBボタンひとつで可能となっているのですが、「ワドルディの町」からの移動は町中心部にあるワープスターへ移動する必要があります。
ワープスターへの移動にさほど時間はかかりませんが、少し面倒だと感じる箇所ですね。
何度も行き来していると面倒に感じちゃうかもしれないね。
エリアからの移動がスムーズなので、こちらも対応してほしかったなと思います。
コピー能力強化の自由度が低い
コピー能力の強化により攻撃力や連射速度をあげることができますが、各能力には上限が設定されています。
強さ優先で強化する場合は、特定の能力強化に偏ってしまうという点が少し残念に思いました。
自分の好きな能力を一番強くしたい!って思うもんね。
本作はオンラインバトルなどはなく、あくまでプレイヤーだけで楽しむものなので、カスタマイズ性を高めても良かったかもと思いますね。
まとめ:カービィは3Dになっても面白いし可愛い!
本記事では、カービィ最新作「星のカービィ ディスカバリー」のクリア後の感想を述べました。
30周年記念作品となる本作はシリーズ初となる3Dをとりいれ、2人プレイにも対応しています。
まず、管理人が感じた本作品の魅力を6つ紹介しました。
✔︎ 徹底した遊びやすさの追求
✔︎ 新能力「ほおばりヘンケイ」が与えるインパクト
✔︎ コピー能力の進化による姿と能力の変化
✔︎ ディスカバリーのワクワク感
✔︎ 「ワドルディの町」の完成度の高さ
✔︎ 幅広いプレイヤースキルに対応
「ほおばりヘンケイ」は姿だけでなく新しいアクション要素としても楽しめるんだね。アクションが苦手でも楽しめるという点も良いと思う!
次に、本作で惜しいなと思った点を2つ紹介しました。
✔︎ ワドルディの町からのワープ
✔︎ コピー能力強化の自由度
コピー能力のカスタマイズ性を高めると、もっと楽しめるかもしれないね。
惜しいと思う点はあるものの、幅広いスキルのプレイヤーに対応した魅力的な作品に仕上がっていると思います。
3Dアクションとしても、シリーズ初とは思えないほど完成度が高く遊びやすいので、シリーズファンにもオススメできますね!
そして、なんといってもカービィの可愛さに癒されます。癒しを求める方もレッツプレイ!
\ 面白さ + 可愛さ = カービィ /
コメント